内面の輝き
知り合いの80代の方で、とても素敵な方がいます。
髪型も、コーディネートも、年齢を重ねてもお洒落なその方のイメージにとても似合っています。
私は?と振り返ると、実は私は、お洒落にとか、自分のイメージアップとか、そういうのはあまり考えてないなぁ~、と気づきました。
本当は、仕事柄、お客様が私のことを、周りに自慢したくなるような、素敵なイメージ作りをしたほうが良いのかもしれません。
実際、そういうイメージ戦略をされてる同業の方って結構おられる気がします。
私もまぁ、バブルが弾けてすぐの頃なんかは、まだそれなりにお金を持っていて、洋服も靴も全部、某有名セレクトショップでした。
「アントワープ6」なんかが流行った時代ですね(笑)。
だから、多少はお洒落的な身繕い方も知っています。
ただ、今の自分が自己演出をする上で大切にしてること、というのは、お洒落かどうかとは全く異なる次元にあります。
私が大切にしているのは、見た目と中身(私の本質)のギャップがなるべく少ないこと。
ごくごく普通に、何の気取りもなく生きてる人間です、というメッセージが伝わるように。
多少、自虐の、私なんかこんなもんです、というのが入ってますが(汗)、等身大の私を表現するようにと意識しています。
私にとっては、それが大事だから。
それに、お客様や初めての方とお会いした時に、なるべく早く私に馴染んでいただけて、親しみを持ってもらえると良いなぁーという願いがこもっています。
自己演出って人それぞれ。
自分自身が何を大切にしているかを表現するものなんですね。
だから、正解はあっても、不正解はない、のかもしれません。
もちろん、今日のコーディネートは失敗!
やってもた!!
という日はあるのかも。
でも、それもきっと、その日の自分らしさが炸裂!しているんでしょう。
今はどうなのか分かりませんが、昔は京都の洋菓子は、見た目が地味で、だけど食べると飛び上がらんばかりの美味しさ!という物が多かったように思います。
私も、中身で勝負したい、と思ってるんでしょうね。
そのほうが、自分を含め、誰に対しても誠実だから。
長い目で見て賢明だから。
外面よりは、内面の輝き、充実に、重きを置きたいと願っているのが、今の私のようです。