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2015のストーリー その9「ラウプーノの木」

ラウプーノは想像以上に大きな木だった。
「最初はこんなに大きくなかったのに、どうしてなんでしょうか?」
「それは助けを求めている人たちがたくさんいることをこの木が知ったからです」
チッチが答えた。
「木に近づいたら、すぐに妖精が姿を現して、あなたがたが来ることを、もう知っていると教えてくれました。そして一緒に来てもらいなさいと」
「そうですか。ありがとうございます。僕はサム、こちらはチッチと申します」
サムは木に話しかけた。
チッチもペコリと頭を下げた。

チッチは深呼吸してから
「ポチラーゼを頂いてもいいでしょうか?」と尋ねた。
すると大きな地響きがして、巨人が足をあげるように、木の根っこが地上に現れた。
リリムは腰を抜かさんばかりに驚いている。
「必要なだけ持って行くがいい」
木の声が聞こえた。穏やかで優しい声だ。
「いつ取りに来てくれるかと待っていたのだ」
「よかった、頂きます!」
「木の根っこをたくさん取ってしまったら枯れてしまわないかしら」
リリムさん、心配ありません。全ては必要な時、必要なだけ分け与えられるものなのです。それよりプーノさんのことを尋ねてみては?」
「そうだ、お尋ねします。どうして私にプーノを授けられたのですか?」
「それは、あなたがこの森に初めて来たとき、プーノが決めたんですよ」
ラーゼが答えた。
「プーノが?!」
恥ずかしそうにするプーノ。
「森でハーブを摘んでいた」と木が答えた。
「そう、それを病で困っている方々に配っていたでしょう?そんなあなたの姿を空から見ていたプーノがあなたのところに行くと決めたんです」
「あんなお母さんがいいって思ったんだね」
うつむいて頷くプーノ。
「ラウプーノの木も、お母さんの前になら姿を現せるって言ったんだ」
「やっぱり!リリムさんの思いは本物だったんですね」
「よかった、よかった私…」
言葉につまるリリム

「これからは本当の使い方を伝えていけばいいんです」
「そうですね、プーノ教えて」
「うん、いい案があるよ!」

(次回に続く)

 

 

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