新しい時間の足音

映画「ショーシャンクの空に」では
囚人が完全に野心を失ったとき
保釈されるという場面があります。

皆さんもここしばらく
何らかの望みを持ちながら
手に入れるにはある条件を
クリアしなければならないと
思い込んでいるのではないかと思います。

私はその望みを「囚人の野心」のように
捉えてみては？と思っています。

望みを完全に手放せた頃
あるいは望みを意識しなくなった頃
条件から解放されるのかもしれないと。
今は古い方程式から切り離すために
隔てられ遠ざけられているのだと。

望みを「役割」と
言い換えてもいいかもしれません。
あなたの義務はとうに終わっているのです。
新しい役割がやってくるまで
自分自身を熟成させる時間を生きていると
考えてみてはどうでしょう？

親離れ、子離れ期間のようでもあります。

今まで通り親の期待に
応えたくても応えられない！
そんな思いで自分を責め続けている方も
おられることでしょう。

少しほろ苦い思いがするかもしれません。
それも今はお互いに成長の時期だと考えて。

新しい時間の足音が
少しずつ近づいてきています。