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2015のストーリー その8「リバーシング 再誕生」

リリムとプーノは、ラウプーノの木のそばまで近づいた。
すると木の陰から、少年がするっと出て来た。
「よく来たね」
「ラーゼ!」
「プーノ!」
ハグしあうふたり。
驚く、リリムにラーゼは名乗った。
「はじめまして、ラウプーノの木の妖精、ラーゼです」
「お母さん、思い出したよ、僕もラウプーノの木の妖精なんだ」
「え?プーノ、本当なの?!」
「うん!」

3人のそばにもうひとり、ティンカーベルのような妖精が姿を現した。
「あ、さっき僕の部屋に来た妖精さんだ」
妖精は、3人の頭上を羽ばたきながら、
「ふふ…私はラウプーノの木に住み着いた妖精、ビー。ラウプーノが選んだ人を木まで導くのが仕事。ふふふ…」
「では、やはりラウプーノの木は私を選んだということなんですね」
ビーの代わりにラーゼが答えた。
「そうです」
「どうしてなんでしょう?」
「それはお母さんが、僕のお母さんだからだよ」
プーノが答えた。
「プーノ、どういうことなの?」
「僕はね、ラウプーノの使い方をみんなに伝えるために、お母さんの子どもとして生まれたんだよ」
「…?!」
「これまでラウプーノは、間違った使われ方もしてきました。今回の出来事もそうです。私たちにとってはとても残念なことです」
「えぇ」
「ラウプーノの木も、とても胸を痛めていました。そこでプーノが人間として生まれ、ラウプーノの使い方を広めるお役目を担うことになったのです」
「まぁ!」
「今までは、元気になったままでいたいからと、学びが終わってもポチラーゼを拒否する人たちもいたんだ」
「私たち妖精から見れば、人間は弱くて自分勝手なところのある存在です」
「そうですね、せっかく元気になったのに、元に戻る薬を喜んで飲む人間は少ないでしょうね」
「それに、ラウプーノの学びを行ったからといって、必ずしも元気になれるとは限らなかった」
「それも何とかしたかったんだ」
「プーノ…」
「今までは忘れてたけど、これからはね!」
ウインクするプーノ。
「人間として生まれるときに、妖精自身もラウプーノの学びを体験するようプログラミングされているのです。人間の苦しみを知るためでもあり、お役目を思い出すためでもあり、ラウプーノを出現させるための信号でもありますからね」
「お役目は順調だったね」
「そういうことになるかな?」
「おい!」
ふたりは声を揃えて大笑いした。
「よかった。プーノのこんな元気な笑い声、久しぶり」
「お母さん、心配かけてごめんなさい」
首をゆっくり振りながら、そっとプーノを抱きしめるリリム

「そろそろ、ラウプーノの木にご挨拶しましょうか」
「えぇ、ですが…」
「ラウプーノの木は、全て知っていて、お連れの方たちとも会うそうです」
「まぁ!ありがとうございます。では、呼んできます」

ラウプーノの木の前に4人が揃った。

(次回に続く)

 

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