〜 父の初盆に寄せて 〜
頼りにならないというのは
褒められた生き方ではないことを指すけれど
頼りにさせない生き方は
他人に依存させない生き方であって
自分がいなくなった後
困らせない悲しませない
潔い生き方だと言ってもいいのかもしれない。
たくさんの人に悲しまれる人は
それだけたくさんの人の役に立っていたと言えるけれど
後のことを思うと
あっさりお別れさせてくれる人の愛情深さには
計り知れないものがある。
そういう点、父は偉かったなぁと思う(笑)
旅立ってから分かるありがたみ